第 36 回全国都市緑化信州フェア

長野県松本市

期間
2019.04.25 - 2019.06.16
依頼主
第36回全国都市緑化信州フェア実行委員会
コラボレーター
村主康瑞 / 信州サボテンクラブ / 株式会社矢島建材
Thanks
会場設営ボランティアスタッフ / 松本市立菅野中学校美術部 / 松本理科教育研究会 / 株式会社スペンサー
カテゴリ
空間演出 / イベント装飾 / 撮影現場装飾

第36回全国都市緑化信州フェア(信州花フェスタ2019 〜北アルプスの贈りもの〜)
そら植物園・西畠清順による信州産サボテンのインスタレーション

長野県で開催された日本最大級の花と緑の祭典、第36回全国都市緑化信州フェアのメイン会場にて、「劇団四季展」、「みて、ふれて、つくって『いわさきちひろ・花とあそびの庭』」と並んで特別企画展の制作依頼を受け、「そら植物園・西畠清順による信州産サボテンによるインスタレーション」をプロデュースした。
信州は内陸特有の気候で、サボテンの原生地であるメキシコ高原やアンデス山脈の風土を再現しやすく、サボテンの栽培に適した自然条件が備わっていることから、「サボテンにフォーカスした展示を」という主催者の依頼に応えるべく、パビリオン内は360度の鏡張りの空間とし、サボテンを使い無限に広がるようなメキシコの原風景を再現した。
使用したサボテンは、サボテンの産地である長野県下伊那郡豊丘村の愛好家の方たちが栽培したもののみを使い、景石や砂利は長野県塩尻市の善知鳥峠の石灰岩を使用し、地元の河川から採取された流木の提供を受けて使用した。
また、会場ブースパネルの外壁面は、松本市立菅野中学校の美術部の生徒たちが描いた絵画を貼り、設営には大人から子どもまで70名を超える地元信州の方々を中心としたボランティアスタッフに協力してもらい制作した。

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