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2023年度兵庫県教育委員会 体験活動「トライやる・ウィーク」受け入れのご報告

兵庫県が、県内の中学2年生を対象に1998年度から実施している職場体験。
そら植物園では、「学校ではできない様々な活動に挑戦し、豊かな感性や創造性を高めたり、自分なりの生き方を見つけたりすることができるよう支援し、自然とともに生きること、感謝の心を育み自立性を高めるなど「生きる力」を育成する」という「トライやる・ウィーク」の趣旨に賛同し、2015年より毎年中学生の受け入れを行い、今年度で9年目を迎えました。

今年度は兵庫県内の中学校7校、計32名の生徒が3期に分かれ、それぞれ約1週間のトライやる・ウィークへ訪れました。

参加してくれた中学生からの感想と共に、今年の取り組みの一部をご紹介します。

 

今年度のトライやる・ウィークのプログラム一例

  • そら植物園大阪農場での植物管理作業
  • プロジェクトに関わる出荷、荷受作業
  • 市場における植物の仕入れ見学
  • そら植物園が携わったプロジェクト(竣工後)の見学
  • 取材現場の立ち会い、補助作業
  • そら植物園オフィシャルコミュニティクラブ「そら広場」のイベント企画、及びプレゼンテーション
  • その他 多数

 

参加した中学生の感想(一部抜粋/撮影許諾済)

◆五日間の学習の中で特に印象に残ったことは、「大きな声であいさつ」です。
毎日そら植物園ではたくさんの従業員と方すれ違いました。
その中でスタッフの方が大きな声であいさつをされており、とても素敵と思いました。
ささやかなあいさつ一つとっても、スタッフの方々と私たちの間には大きな差がありました。
その点に気づき、私の意識が変わりました。
今回のトライやる・ウィークで学んだことを、今後の生活に活かしていきたいです。

◆普段見たり触れたりすることのできない植物について学んだり、皆様とお話ししたりするのがとても楽しかったです。
教えていただいた松の手入れを、自分でもやってみようと思います。
植物それぞれの魅力を知っていて、植物を一番美しくできる皆様がとてもかっこよかったです。
私の心にも植物が植わりました。

◆僕は、五日間の中で特に剪定作業が印象に残っています。
地味でパッとしない作業ですが、少し手間を加えるだけで、あんなにも印象が変わるとは思いませんでした。
他には、企画会議も印象に残っています。
どうすれば来てくれたお客さんに喜んでもらえるのかを、様々な視点から考えて意見を出し合うのが楽しかったです。

 

そら植物園では今後も、行政機関、教育機関、企業など様々な地域コミュニティと連携し、地域活動への社会貢献をつとめて参ります。


トライやる・ウィークについて(文部科学省 兵庫県教育委員会より):
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/026/007/001/006.htm

そら植物園の取り組みについて:https://from-sora.com/efforts/