2022年度兵庫県教育委員会 体験活動「トライやる・ウィーク」受け入れのご報告
兵庫県が、県内の中学2年生を対象に1998年度から実施している職場体験。
そら植物園では、「学校ではできない様々な活動に挑戦し、豊かな感性や創造性を高めたり、自分なりの生き方を見つけたりすることができるよう支援し、自然とともに生きること、感謝の心を育み自立性を高めるなど「生きる力」を育成する」という「トライやる・ウィーク」の趣旨に賛同し、2015年より毎年中学生の受け入れを行なっており今年で8年目となります。
新型コロナウイルスの流行により、学校生活や日々の活動で制限がある中で
今年度は兵庫県内の中学校7校、計35名の生徒が4期に分かれ1週間のトライやる・ウィークへ訪れました。
参加してくれた中学生からの感想と共に、今年の取り組みの一部をご紹介します。
今年度のトライやる・ウィークのプログラム一例
- そら植物園大阪農場での植物管理作業
- プロジェクトに関わる出荷、荷受作業
- 市場における植物の仕入れ見学
- プロジェクトの現場調査への同行
- そら植物園オフィシャルコミュニティクラブ「そら広場」のイベント企画、商品開発、及びプレゼンテーション
- 連載出版物に関わる植物情報のリサーチ
- その他 多数
参加の中学生の感想(一部抜粋/撮影許諾済)
◆僕が、そら植物園で学んだことがたくさんあります。
まず、真面目に取り組むことです。事業所の皆さんは、一つ一つの仕事を最後まで一生懸命に取り組んでいたから、自分もテスト勉強など大変なことも頑張って取り組みたいです。
次は、人に優しく接することです。事業所の、皆さんは、中学生の僕らにも優しく接してくれたので、自分もそういう場面になったら、優しく行動したいと思います。
この4日間は、僕にとって、ためにもなったし、楽しかったです。
◆僕がそら植物園に行って学んだことは、楽しく仕事をすることです。
そら植物園の方たちはすごく面白い方たちで楽しく仕事をすることができました。
仕事をすることはあまり気が向かなかったのですが、担当者の方が面白い話をたくさんしてくださり、とても楽しい仕事になりました
社長の清順さんが仕事は楽しくするものだと話してくれて将来の夢を考えるいいきっかけになりました。
◆私が今回のトライやる・ウィークで学んだことは、何事にも一生懸命に取り組むということです。
外での活動がどんなに暑くても100%の力で頑張ったり、企画を考えるのが難しくても仲間と協力しやり遂げました。
一生懸命に取り組んだ分とても幸せな気持ちになりました。
そしてトライやるウィークを通して、私は人と協力して活動するのが好きなのだと気づきました。
自分の好きなことを見つけることができて良かったです。
そら植物園では今後も、行政機関、教育機関、企業など様々な地域コミュニティと連携し、地域活動への社会貢献をつとめて参ります。
トライやる・ウィークについて(文部科学省 兵庫県教育委員会より):
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/026/007/001/006.htm
そら植物園の取り組みについて:https://from-sora.com/efforts/