そら植物園back to the top↑
そら植物園は「ひとの心に植物を植える」をスローガンに、プラントハンター⻄畠清順が 2012 年に立ち上げた活動です。
国内外を旅して集めた植物を用いて、さまざまな企業、行政機関などから寄せられる空間演出やランドスケープデザインなどの依頼をいままでになかった切り口で次々と成功させ、日本の植物界に革命を起こし続けています。

 

農場・温室back to the top↑
たとえば、日本中の植物園・造園/植木屋・観葉植物農家・切り花生産・花市場を見尽くした植物の仕入れのプロが、”最後にここに来てよかった”と、言ってもらえるような場所としていられるように。
そら植物園の農場と温室では、世界レベルの貴重植物、他社に追随をゆるさない圧倒的なスケールの植物など、世界中から集められた美しい植物達が常時管理されています。その規模は、世界数十カ国、数百種類以上であると言われています。これら世界中の植物に適したバックヤードが、これまでに類をみないプロジェクトの実績を可能にしました。
輸出入とネットワークback to the top↑
海外各国との植物の取引は、厳密な国際法に 基づいて行われます。厳しい植物貿易所での検査、綿密な植物検疫証明書の作成と発行、保護植物であればワシントン条約の規定に則った書類(CITES)、そして植物の性質に合わせて時期や距離などを考慮した輸送方法など、さまざまな要素をクリアし初めて実現可能となります。現在、年間平均250トンもの植 物の輸出入は、細やかで専門的な知識と、そして信頼し合える海外のパートナーとのネットワークによって成り立ち、日々、さまざまなクライアントから依頼される植物を使った多種多様なプロジェクトに応えることに役立てています。
ショールームback to the top↑
“こりゃあ日本中の植物園の連中が見たら青ざめるぞ”
望月昭先生が代々木ビレッジを訪れたときの最初の一言です。
2012年に活動を開始したそら植物園事務所が所在する、2011年末に東京にオープンした代々木ビレッジの庭には世界中の各国を代表する植物が集まり仲良く共存しています。大都会の中心に突如現れる不思議なジャングルは、そら植物園の考え方のひとつを具現化した、多様で緑多きひとつの平和なー未来の街のカタチでもあります。また、このような東京の一等地に植物のショールームを持った会社は他になく、オープン以来、大きな反響を呼んでいます。
“植物がうまくコーディネートされ、よくデザインされた庭園ではなく、庭というよりは植物園、植物園というよりは動物園に近いからかもしれない。もしくは本物の植物図鑑のなかに入ったようなイメージだからか。
各国ならではの植物が世界中から集まり、その標本が適当に並べて植えてある、それが代々木ビレッジの庭だ。
来たひとが、” この植物とこの植物が隣どうしでちゃんと育つの? ” と心配してもらえたらおれの思惑どおり。できるだけ、植物の自然に反する植え方をすることで、それによってひとが植物を気にするきっかけを作ることもこの庭のコンセプトのひとつだからだ。また、海外に出かけられなくなったお年寄りには、見られなかったはずの遠い国のステキな植物を見てもらいたい。まだ海外に行ったことのない学生には、世界は広いってことを知ってほしい。子供には、植物が気持ち悪かったり変だったり危なかったりすることを知ってほしい。植物関係のひとには、” 日本中の植物園や業者が手を組んでもこの全ての植物を揃えることはできない ” と知ってほしい。世間様には、植物が話題を弾き、ひとを呼ぶことができるということを知ってほしい。そんな思いが込められ、都心にできたオンリーワンの庭です。植物好きが飛行機に乗ってまで訪ねてくれたり、近所のひとが犬の散歩に来たり、イケてるねえちゃんがオシャレして来たり、そこで働くひとが毎朝庭で花を摘んで店に飾ったり……代々木ビレッジは、今日も絶好調です。 ”
*そらみみ植物園(東京書籍)より抜粋
オリジナリティback to the top↑
そら植物園は、緑化事業を手伝ったり庭を手がけたりしたりしますが、ランドスケープデザイナーではありません。植物を使って室内緑化をしたり、植物をレンタルしたりしますが、グリーンコーディネイターでも貸鉢業者でもありません。大きな桜を咲かせたり、切り花を使って仕事をしますがもちろんフラワーデザイナーではありません。販売用の植物を生産し、全国のお得意さんに出荷していますが、小売りをしないので花屋さんでもグリーンショップでもありません。そら植物園は、アーティスト、行政機関、広告代理店、ディベロッパー、イベント会社、デザイナー、各種商業施設、建築設計士、クリエイター、さまざまな企業などなど、幅広いクライアントからの依頼に応える為に、案件に応じてそれにふさわしい植物学者、園芸会社、造園家、貸し鉢業者、フラワーデザイナー、いけばな作家、そしてもちろん植物生産者や問屋などと連携し,プロジェクトを進めます。どこに相談したらよいか迷ったら、まずそら植物園に、、、 そう思ってもらえるよう尽力しています。また、豊富な植物素材のストックと手配能力をもちいて仕事を進めることができるのが最大の強みでもあります。そら植物園は、いままで存在したどの植物の会社とも業態が違うのかもしれません。
プラントハンティングback to the top↑
“プラントハンターとは、イギリスで17世紀ごろから活躍した職業で、主に王族や貴族のために有用植物や観賞用の植物を、海を渡ってまで探しにいった人たちのことをいうらしい。
時代は移り、現代になって、おれの仕事は諸国の王族や貴族のためのときももちろんあるが、それだけでなく、世間のさまざまな需要に応えて日々植物を収集、供給している。
造園、緑化事業、フラワーデザインなど、日本では植物を使った世間で行われている仕事の99%以上の仕事が、流通にのっとった植物素材で行われていると清順は言います。少なくとも、どこかに電話やFAXで発注すれば手に入る植物で、日本のほとんどの植物の仕事がまかなわれていることはまちがいありません。清順は、花を市場に仕入れに行くとか産地に植木を探しに行くという業界のルーティンのみに捕われず、おのずと流通にのっていない花材や規格外の木、特殊な場所でしか手に入れられないような植物などをハンティングするプロの仕事人として大自然を相手に学んできました。クリックひとつで珍しい植物を買うことも可能になったこの時代、いかに自分の足で歩いて本来の姿の植物を見て感じ、目利きをして調達してきた独自のスタイルは、植物の魅力を語るときにすらそのプラントハンティングのリアルな経験が活かされています。
プラントハンターとは、ただ単に貴重な植物を探したり、新種を発見するだけでなく、その時代その時代に必要とされる植物を、待ってくれている場所や人のもとへ運ぶプロフェッショナルな仕事なのです。
スタッフback to the top↑

そら植物園では、いつでも生き生きとしたスタッフが一生懸命働いています。すべてのメンバーが仲がよく、仕入れに来られるお客さまから「どうしてそら植物園のスタッフはみんなあんなにいい顔をして働いているの?」「会社の雰囲気がうらやましい」とたびたび言われるほど。それは全国から集まってきたスタッフが、みな生き物を扱う会社の一員として、時には互いに厳しく、時には助け合い、切磋琢磨して日々精進している結果なのかもしれません。また、そら植物園では知的障害者の方々の雇用や地元中学校などからの職業体験を広く受け入れています。
清順プロフィールback to the top↑

西畠清順(にしはた せいじゅん)
1980 年 10 月 29 日生まれ。兵庫県出身。そら植物園株式会社 代表取締役。
21歳より日本各地・世界各国を旅してさまざまな植物を収集し、依頼に応じてコンセプトに見合う植物を届けるプラントハンターとしてのキャリアをスタート。今では年間平均250トンもの植物を輸出入し、日本はもとより海外の植物園、政府機関、企業、貴族や王族などに届けている。
2012年、“ひとの心に植物を植える”活動を行う、そら植物園を設立。
初プロジェクトでは、「共存」をテーマにした世界各国の植物がひとつの森を形成している代々木ビレッジの庭を手掛け、その後の都会の緑化事業に大きな影響を与える。
東日本大震災復興祈願イベントとして依頼を受けた、日本全国47都道府県から集めた巨大な桜を同時に都内でいち早く咲かせることに成功した「桜を見上げよう。sakura project」は、全国的なニュースとなった。
その後、植物に関するイベントや緑化事業など、国内外のプロジェクトの依頼を各地で実現し、2017年に開催され141万人を動員した「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT」など、植物界の革命児として反響を呼んでいる。

著書に
“教えてくれたのは、植物でした 人生を花やかにするヒント”(徳間書店)
“そらみみ植物園”(東京書籍)
“はつみみ植物園”(東京書籍)