スペイン滞在記 ① 〜根洗いチェックは後悔のないように!〜



みなさん、こんにちは!

そら植物園で植物を世界中から集める手配をしている、モグラ(ニックネーム)です。
普段はモグラなので事務所に潜伏しており、あまり外にでることはありません。
今回は少しだけ表の世界にでてきて、世界の素敵な植物たちを無事に仕入れるために旅へでました。

今日は、そのお話を少しだけご紹介させていただきますね。

みなさん、植物を輸入するには植物検疫の検査が必要なことはご存じですか?

日本に植物を輸入するには、まずこの検査を避けて通れず、これに合格しなければなりません!
日本は世界の中でも特に厳しく、とても慎重に細かく検査されます。
それは日本の生態系を守るために大事なことなんです。

どんなところを検査されるか大まかに説明すると、植物に実・虫・土がついていたらまず検査不合格!になり、せっかくはるばる日本に来た植物たちを薬品を使ってくん蒸したり、廃棄したり、輸出国へ積み戻ししたりしなければなりません。

その他にも、仕入先の国や植物の種類によって、検疫条件が違い、ワシントン条約に該当しないかなど前もって細かく確認することがたくさんあります。

そう、無事に問題なく植物たちを輸入するために、これらの検疫条件をすべてクリアすることが、今回の私に任されたミッションなのです!

このミッションを遂行すべく、モグラは事務所を飛び出し、職人スタッフといざスペインへ。

 

スペイン最初のナーセリーでは、日本とまるで違う広大な土地と数千種類あると言われる植物に圧倒されました。
ここのナーセリーはほとんどの植物が、ポットでピートモスという土壌改良材を使って育てられていて、そのまま輸出できるようになっています。
それでも時々、土が付着しているときがあるので、油断禁物です。

スペイン滞在1日目は、1種類ずつ植物をポットから抜いて、土がついていないかチェック!

念入りに根元や奥まで確認します。それからオーダーした植物たちを次々チェックしていきます。
なんとか大丈夫そう、と少し安心。

 

スペイン滞在2日目は、地植えになっているユッカ・ロストラータの根洗いを自分たちで行います。

掘り上げられた20本のユッカ・ロストラータたちを2人がかりで3時間かけて洗いました。

ちょっとでも土が残っている部分がないか、根の間や根元の奥に残ってないか何度も確認します。
泥が顔に飛ぼうが目に入ろうが一切、お構いなしです。

作業をしていると「あの時、もっと洗えばよかった!」という言葉が頭を何度もよぎります。

“あの時、もっと洗えばよかった!”という言葉は、
以前、先輩スタッフに「(根洗いや土チェックは)自分が後悔しないように。」と教えてもらった言葉なのです。
きっとそれは根洗いチェックだけじゃなくて、どんな仕事にも通じることですね。

今回も後悔しないように自分が納得するまでやりきました!!

 

ようやくひとつめのミッションを終え、ナーセリーの人たちに挨拶し、次のナーセリーへ向かいました。

この後の続き「スペイン滞在記 ②」は、来週公開です!

お楽しみに!