酔っ払いの花
朝、温室担当のスタッフから「こっちに来て!」という呼び声が。
声のする方に歩いてみると、NHKにも登場した、
あの酔っ払いの木「パラボラッチョ」の花が見事に咲いていました。
まるでドングリのような丸いつぼみから、百合のように咲く大きな花…!
サイズはちょうど子供の手のひらくらい。
アルゼンチンの言葉で酔っ払いを意味する「パラボラッチョ」という巨体からは
想像もできないくらい、ほんとに可憐で可愛いお花です。
清順が運んできた当時は、輸送のために根っこも枝もご覧の通り、一度切り落としていました。
それが日本へやってきて、現在はわっさり葉が茂り、本当に元気そのもの。
去年秋の福岡「7大陸植物園」で、実物に触れた方も多いのではないでしょうか?
美しい花を咲かせ、酔っ払いの木も冬支度。
春に向けてゆっくり休み、また来年も元気に葉を開かせる準備を始めます。