・12月17日(日)16:20 花士(はなのふ)珠寳 献花式


いけ花は、植物の命をいただいて、花瓶に生け、飾り、眺め、

楽しむことです。人の勝手な都合で草花を扱うようにも見えますが、

そこに、相手を思う心や救いがあるから何百年もかけて文化として発展し、

時に新風を取り入れながら、未来へつなぐ努力を惜しみません。

氷見から神戸へ運ばれてきたあすなろの木は、多くの人々に

勇気や希望を与えてくれることでしょう。

この木をどう眺めるかはあなた次第。

大自然の営みに、心から感謝して献花いたします。

 

花士 珠寳

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花士 珠寳(はなのふ しゅほう)

 

2004年から14年まで、京都の慈照寺(銀閣寺)花方を務める。同寺の国際文化交流事業では、主にフランスや香港などで国や民間の文化施設や団体などとの交流プログラムを担当。

音楽や現代アート、工芸、建築などの分野でも国内外のクリエーター協働。

2015年に独立。草木に仕える花士(はなのふ)として、大自然や神仏、時、ひと、場所に花を献ずるなど国内外で花をすることを続けている。同年、青蓮舎花朋の會を設立。花を通して豊かな生活時間を作ることを提案している。

2017年4月より、京都造形芸術大学美術工芸学科客員教授として教鞭をとる。

著 書 に『 造化自然 – 銀閣慈照寺の花-』(淡交社)、『一本草 – 花が教える生きる力 – 』(徳間書店)など。