熱香森 -LA SHANG SEN-

「熱香森」という店名をキーワードに、店舗の内外が森のようなイメージになるよう中華料理の店舗の緑化計画をプロデュース。「ワインが飲める中華料理屋を」という施主の意向も活かし、西洋の樹種と中国の樹種などをうまく取り合わせた。シンボルツリーとして、中国で縁起がよいとされる竜の形をした古木のオリーブを外に、実際に中国から輸送した竜の形をしたガジュマルを店舗内に配置し、それぞれがうまく西洋と東洋の樹種に囲まれたレイアウトにした。また、外から見た主庭は、靭公園のすぐそばというロケーションを踏まえて緑がつながるようなイメージで緑量を確保した植栽にした。それに合わせて、室内は、南部の中国の熱帯地域をイメージした植栽にし、貸し鉢方式で植物を常にフレッシュに保つような植栽計画としている。